沈周:廬山高図 沈周自題の詩によって、恩師陳寛の七十の賀寿に描いた消息がわかります。天を圧して聳える廬山は師の存在の、川辺に仰ぎ見る高士は画者の投影でしょう。淡墨の皴法を基調に丹念に濃墨を積み重ねた山容は、重厚にして確固たる存在感を備えます。沈周四十一歳、壮年期の力作。