日本名跡ガイド[書を観る眼]〈仮名編〉

日本名跡ガイド[書を観る眼]〈仮名編〉
著者 米田彌太郎
ジャンル 書道書籍 > 単行本 > 書道史
ISBN 9784544011357
判型・ページ数 A5・128ページ
定価 1,602円
(本体1,456円+税10%)
在庫 品切れ・重版未定

この本に関するお問い合わせ・感想

[漢字編]につづく本書では、平安時代の主要な古筆を中心に、仮名の名跡20品を選んで総合的に平易に解説する。豊富な図版を駆使して技法の特色にも説き及んでおり、基礎的な書道史案内として恰好の1冊。






秋萩帖         〔書を観る眼〕高古と渺茫の感のある草仮名の歌
            〔墨滴〕   みだれたる草の歌を筆にまかせて
蓬萊切         〔書を観る眼〕女手と草仮名の手本として賀の歌
            〔墨滴〕   男もすなる日記というものを
高野切         〔書を観る眼〕情・意・知の心性をとらえた三書風
            〔墨滴〕   調度手本として繚乱の花開く
桂本万葉集       〔書を観る眼〕万葉の姿を写す典雅な真名と仮名
            〔墨滴〕   左右の手にて荷をつけよ
粘葉本和漢朗詠集    〔書を観る眼〕筆路の明確な仮名手本の典型
            〔墨滴〕   日本人の心に響く王朝の詞華撰
雲紙本和漢朗詠集    〔書を観る眼〕華やかさが表に出ない無地の表情美
            〔墨滴〕   末法の恐怖におののいて
寸松庵色紙       〔書を観る眼〕変化と安定感のある散書の妙趣
            〔墨滴〕   風の手もいろはの後やちらし書き
継色紙         〔書を観る眼〕原字的な筆意と広がる空間余情
            〔墨滴〕   ぬめぬめとした甘い線と大きく回る波状線
関戸本古今集      〔書を観る眼〕俯仰法を巧みに用いた動的な世界
            〔墨滴〕   ねこの子のこねこ、ししの子のこじし
和泉式部続集切     〔書を観る眼〕リズミカルで鋭利と宏放の二様
            〔墨滴〕   こなたは重之の子の僧の集なり
本阿弥切        〔書を観る眼〕円転の妙と歯切れのよいリズム感
            〔墨滴〕   了佐に古筆目利の名を唱えしむ
曼殊院本古今集     〔書を観る眼〕婉麗の気品をたたえて乱れぬ筆線
            〔墨滴〕   延喜の御時、やまと歌しれる人びと
藍紙本万葉集      〔書を観る眼〕自我を主張する峻抜の筆勢
            〔墨滴〕   治部卿の御手にぞよく似て侍るなる
十五番歌合       〔書を観る眼〕草の仮名による豪宕な大字の趣
            〔墨滴〕   王朝のみやびという社交から
筋切・通切       〔書を観る眼〕流麗暢達の線条と多様性
            〔墨滴〕   華麗の料紙に多様に試みる
巻子本古今集      〔書を観る眼〕料紙によって自然に変化する筆情
            〔墨滴〕   やまとうたは人の心を種として
元暦校本万葉集     〔書を観る眼〕十三人以上の寄合書の書相
            〔墨滴〕   「色二山上復有山者」や「二八十一不在国」
香紙切         〔書を観る眼〕鋭敏に自在に流動する女性の情感
            〔墨滴〕   細い線を引くための絵筆だった
石山切伊勢集      〔書を観る眼〕ふくよかな弾力性のある筆触
            〔墨滴〕   情意的な美意識を駆使して
一条摂政御集      〔書を観る眼〕枡形小本に軽妙に流れる情趣
            〔墨滴〕   見消や重ね書きの訂正まで

  あとがき

ご注文

定価1,602円
(本体1,456円+税10%)

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加