四体条幅手本〈上〉：四季・景観

　はじめに

　四季｜春
　　　元好問――★（氵＋隱）亭　　　　　　　　　　王安国――池上春日
　　　王蒙―――間適　　　　　　　　　　　　　　　楊公遠――回夢
　　　陸游―――一枕鳥声　　　　　　　　　　　　　高啓―――漫成
　　　韋応物――滁州西澗　　　　　　　　　　　　　王維―――「鳥の鳴く澗」
　　　孟浩然――「春の暁」　　　　　　　　　　　　高啓―――「胡隠君を尋ぬ」
　
　四季｜夏
　　　陶淵明――四時　　　　　　　　　　　　　　　白居易――池上逐涼
　　　李嘉祐――千峰鳥路　　　　　　　　　　　　　史粛―――北潭
　　　袁士元――過雨　　　　　　　　　　　　　　　銭惟善――夏雨
　　　兪徳隣――過雨　　　　　　　　　　　　　　　殷雲霄――杜楊劉三子携酒過官舎次杜韻
　　　王維―――「鹿の柴」　　　　　　　　　　　　王維―――「竹里館」
　
　四季｜秋
　　　王褒―――九日従賀　　　　　　　　　　　　　許渾―――中秋
　　　白居易――送王十八帰山寄題仙遊寺　　　　　　沈名蓀――碧雲淡日
　　　張継―――楓橋夜泊　　　　　　　　　　　　　真山民――小窓半夜
　　　文徴明――宿静観楼　　　　　　　　　　　　　蘇頲―――「汾上にて秋に驚く」
　　　李白―――「静夜の思い」　　　　　　　　　　李白―――「秋浦の歌」
　
　四季｜冬
　　　陶淵明――四時　　　　　　　　　　　　　　　蘇軾―――泗洲除夜雪中黄師是送酥酒
　　　楊慎―――早梅　　　　　　　　　　　　　　　薩都刺――天寒
　　　菅茶山――冬夜読書　　　　　　　　　　　　　杜甫―――小至
　　　白居易――早冬　　　　　　　　　　　　　　　柳宗元――「江の雪」
　　　劉長卿――「雪に逢い、芙蓉山の主人に宿る」　張説―――「歳を守る」

　景観｜
　　　王維―――送別　　　　　　　　　　　　　　　岑参―――敷水歌、送竇入京
　　　李白―――早発白帝城　　　　　　　　　　　　王之渙――涼州詞
　　　王建―――十五夜望月　　　　　　　　　　　　杜牧―――山行
　　　章孝標――早春初晴、野宴　　　　　　　　　　邵雍―――「清夜の吟」
　　　盧僎―――「南楼の望め」　　　　　　　　　　賈島―――「隠者を尋ねて遇わず」


　詩句集