KR7 草庵雪夜作(軸装)

そうあんせつやのさく

KR7 草庵雪夜作(軸装)
著者 加藤僖一 解説
ジャンル 複製 > 複製 > 良寛の書
定価 59,400円
(本体54,000円+税10%)
在庫 在庫あり

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草庵雪夜作
回首七十有餘年 人間是非飽看破
往來跡幽深夜雪 一炷線香古匆下 良寛

首を回らせば七十有余年、人間の是非飽くまで看破す。
往来の跡幽かなり深夜の雪、一炷の線香古窓の下。

〔大意〕 自分の人生をふり返ってみると、もう七十年あまりが過ぎた。世間の是や非はあくまでも見つくした思いがする。たどってきた道も深夜の雪に埋もれてかくれてしまいそうだ。一本の線香がいままさに燃えつきようとしている。

七十四歳で示寂(高僧が亡くなること)した良寛の遺偈(辞世の漢詩)。細身の三十五字は、いずれも前後左右に気脈が連結していて一分の隙も見せない。一途な情感の鼓動が伝わり、見る者は良寛の心の琴線に触れるような思いに打たれる。
桐箱入・解説小冊子付・個人蔵・軸装(109.4×42.8cm)

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定価59,400円
(本体54,000円+税10%)

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