A5判・152頁・ISBN978-4-544-01166-1
「祭姪文稿」全234字を
徹底的に分析!
「蘭亭序を習う」に続く「行書がうまくなる本」の第二弾。前半の書法篇では、徹底的な分析で行書の美を理論的に理解させ、後半の稽古篇では、一字一字の詳細なポイント解説に従って全ての文字を六字ずつ臨書できるように構成。理論と実践で行書の真髄を体得させる技法書。
【本書の特色】
◆長年、書教育の現場で指導してきた第一人者による執筆。実際の授業で祭姪文稿を半紙に臨書させてきた経験が本書に存分に盛り込まれる。
◆顔真卿の行書にはどのような特長があるのか?「逆筆」「概形」「文字の姿勢」「重畳法」「補助線」といったキーワードを用いて顔真卿の書法に迫る。読んでタメになるコラムも充実。
◆安価のテキストを使い自宅で古典を習うのに最適。一字一字を正確に書くためのポイント解説であなたも顔真卿ソックリに書けるようになる。判りにくい筆順も、骨書きによる筆順分解図でスッキリ納得。
◆巻末に「顔真卿行書字典」を収録。「祭姪文稿」「争坐位文稿」の字例を部首ごとに配列。顔真卿風の作品作りに役立つ。